車内を見てみよう P1


模型もこだわりだすと車内の再現にも気を回します。
しかし「この車両のイスって何色だっけ?」と悩むことがしばしばあります。

大きなバリエーションはありませんがご覧下さい。



いきなりどんよりした写真ですいません。800系、モ804の運転台側です。
モケットの色は赤色で優先席の背もたれのみ灰色となってます。
車内はこげ茶に近いニス塗りですが、模型的には明るめに塗ったほうがいいでしょう。

片運転台は再現したいポイントです。その際には写真に見られるような
客室側に取り付けられた白緑色の機器類も取り付けるといいアクセントになると思います。
ハイ、自己満足ですが。




モ811の岐阜方です。塗装変更後の3401Fと連結しているのが分かります。
上のモ804と対になる岐阜方の運転台ですが、助士側の装備が違うようです。




反対の連結面側です。ご覧の通り「貫通扉の色は?」の場所の扉を閉めたところです。
貫通扉の内側もニス塗りです。
飴色の窓枠を見ていると開閉ラッチのさわり心地が蘇ってきます。
長い吊革は揺れる度に「シャンシャン」と歌っていたのも楽しい思い出です。




こちらはモ811です。奥が豊橋方で、優先席と思われる場所の
背もたれの色が違うように見えます。




こちらは鞍ヶ池公園に保存中の805Fで、手前がク2313です。
奥のモ805と比べて台車のセンターピンの周りには、モーターの点検蓋がありません。
よく見ると先のモ804とはシートの袖の形状が違います。
まぁカットモデルを作る訳ではないので、そこまでこだわる事は無いと思います。
あと優先席は窓1つ分ですね。




同じく鞍が池公園のク2313です。
優先席は各車とも豊橋方のみのようです。




ふたたび時間は逆行します。モ800の運転台です。
ネガの流れからモ804だと思うのですが(ク2314はアルミサッシ)
窓枠の箱には「801」と書いてあるように見えます。
とにかくモ800の現役時代の運転台としてご覧下さい。

その件の箱は外側からも目立つので是非再現したいところです。
運転士の座席も赤色で、マスコンノブの朱色がいいアクセントです。




モ811は高運転台車なので全体的に取り付け位置が高いです。
運転士席の背もたれも確認できます。




こちらはオマケ程度にご覧下さい。800系の日除けブラインドです。
戸袋部分は普通のロールカーテンです。
模型での再現は難しいです。エッチングパーツでもあればいいんですが。
室内側はこのような色ですが、外側から見ると果たして…?
同じ色だとは思うのですが。


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