7043Ｆの屋根上

パノラマカーの終焉も迫った2008年12月、お名残り乗車に出掛けました。
その折、最後のチャンスとばかりに豊明駅で屋根の撮影をしました。

岐阜方先頭車、モ7044です。
5500系と違い、ランボードは灰色です。

反対側から見てみます。
ホーム屋根が邪魔ですが、大体の機器配置が分かると思います。

アップで見ます。
右に伸びている線はパンタの鍵外し用です。

鍵外し線は車端の滑車を伝い妻面へと下がります。

ホームからです。

こちらは7700系、モ7714ですが基本的なレイアウトは同じです。
名鉄独特の鍵外し線の吊輪は是非とも再現したいポイントです。

お隣モ7753です。クーラー左側の屋根色が薄くなってますが
これは検車区作業員が立ち回る場所ではないかと推測します。

7043Ｆは中間に7700系を組み込んでいるとはいえ、クーラーの形が整った美しい編成でした。

しかし屋根上はご覧の通り継接ぎ、タッチアップが多く結構汚いです。
模型でここまで再現すると、単なる汚らしい物になってしまう危険性があるので
軽いウエザリング程度に抑えておくのがいいと思います。

豊橋方、モ7754-モ7043です。
手前、パンタからレール方向に伸びた配管は
屋根に取り込まれる時に枕木方向へと変わっています。

またモ7044もそうでしたが、なぜか山側（非ホーム側）のランボードの方が汚れています。

屋根上ではありませんが、モ7043の扉付近です。
号車札差と特急板差の取り付けが、それぞれの中心ではなく
向かって右側へ寄せて取り付けられています。

これは取り付けた作業員の方のクセのようなもので
特に意味は無いようです。